2023.06.25

歯が欠けたりしたときの対処法は?

こんにちは、衛生士の岡田です。

「歯が抜けた!折れた!欠けた!」

歯が抜けてしまったら
もしそれが乳歯ならば心配はいりません。しかし、もし永久歯ならば、抜けた歯を助ける最もよい方法は歯を自分でまず元の位置に戻してみることです。もちろん地面に落ちた歯は水道水で洗ってから戻します。歯を水のみですすぎますが、ゴシゴシ磨かないで下さい。その歯を傷つけてしまう事になります。その歯の周りには歯根膜(歯と骨を結んでいる組織)という組織が付着しています。それを取り除かないように気をつけましょう。この歯根膜を残すことが大切です。
抜けた歯のよい保管場所としては、乾燥させないために、口の中の頬と歯肉の間です。しかし、もしそれが不可能ならばコップに入れた牛乳の中に歯を入れましょう。
とにかく、どこに歯を保持しようと、できるだけ早く歯科医院を受診してください。歯が抜けてから時間が短ければ短い程、もう一度歯を戻して残せる可能性が高くなります。
歯が折れてしまったら
切断面に出血があると、空気が触れただけでもかなり痛みます。感染を防ぐためにもできるだけ早く歯科医院を受診してください。
歯が欠けてしまったら
欠けた箇所がとがっていると唇などにあたり傷つき痛みます。そのままにしておくと欠けた箇所からムシ歯になるおそれがあります。そのまま放置せずに歯科医院へ行きましょう。
唇を切ってしまったら
唇は毛細血管の多い場所でかなり出血します。しかし、きれいなガーゼなどで20分前後しっかり押さえつける<圧迫止血>ようにしてください。切ったところから細菌が入って腫れることもありますので注意して下さい。

「血がでた~!」

りんごをかじったり、歯みがきをした時に、歯ぐきから血が出るのは、たぶん歯周病(歯槽膿漏)でしょう。
成人の80%以上の方が歯周病にかかっています。
歯を失う原因としても、ムシ歯より歯周病の方が多いのです。

歯磨きまたは糸ようじをするとき
歯磨きまたは糸ようじをするときに歯ぐきから出血することは、正常なことではありません。(もし最近歯磨きや糸ようじを始めたのでなければ別です)もし出血が続くようであれば、歯肉炎(初期の歯ぐきの病気)または歯周病(歯ぐきと歯を支えている周りの組織の病気)の可能性があります。
* 先ず、歯科医または歯科衛生士に相談しましょう。
食べているときの出血
あなたがものを食べているとき歯ぐきから出血することは異常です。
出血は、歯肉炎(初期の歯ぐきの病気)や、歯周病(より進行した歯ぐきの病気で、放っておくと歯を支えている周りの骨を失ってしまう病気)の兆候と言えます。
* すぐに歯科医や歯科衛生士に見せてください。
歯ぐきの歯の根に近い部分からの出血
感染により歯の根の先に膿(うみ)がたまることがあり、歯を支えている周りの骨に穴を開けてしまうまでにいたることがあります。また、歯ぐきの表面下に膿が溜まり、出血をもたらす場合もあります。ブクブクよくうがいをして、口腔内を清潔にしてください。
そして痛みがなくても歯科医院に行ったほうが良いでしょう。
抜歯の後
抜歯の治療を受けた後、数日は患部から血が出ることがありますが、じわじわ出血が続いているようならば自分でまず止血をしてみましょう。 

止血法(圧迫することにより血を止める)
出血を抑える為に、抜いた歯の部分に清潔なガーゼ置き、痛いでしょうが15分程度しっかり噛んでください。ティーパック(お茶の成分が出血を抑えます)を噛んでもいいですが噛みにくい場合もあります。止り方が悪ければ後15分また噛みましょう。それでも出血がひどい場合はかかりつけの歯医者に相談して下さい

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