おはようございます、理事長の馬場です
歯科助手さんて本当に大変な仕事、身をもって体験させていただきました。。。
歯科助手さんとは
歯科助手とは、受付業務や治療器具の準備、診療介助など、歯科医師のアシスタントをおこなう仕事です。
公的な資格を持つ必要がなく、年齢制限もないため、医療系の初心者にとってもハードルが低いことが特徴といえますね
働き方も正社員や派遣スタッフ、パートなど多くの選択肢があり、フルタイムで勤める人や育児のために時間を限って働く人などさまざまです!
結婚や出産後もアルバイトとして働く人は少なくありません。
自分のライフスタイルに合わせて柔軟に働き方が選べることが人気の秘密となっているようです。
これから高齢化が進む社会では、歯科医療の需要はますます高まっていくでしょう。
入れ歯のニーズや虫歯の治療は、景気に左右されることなく必要とされるものです。。。
それに伴い、歯科助手の役割が、一層求められることは間違いありません。
そのため歯科助手は、将来性のある安定した仕事といわれています。
そんな魅力ある歯科助手の仕事内容について詳しくみていきます
歯科助手の仕事内容
まず治療に関することでは、治療器具の洗浄や滅菌処理、治療の準備などが挙げられます。
患者の口の中に手を入れる行為は禁じられていますが、当然バキュームによる唾液吸引やライト調節などの診療介助・診療補助も歯科助手の役割です。
現場では、医師に器具を手渡したり、詰め物に使うセメントを練ったりと、手際よくサポートすることが求められますよ
一方、院内では、「歯医者さんの顔」として頼りにされるのが歯科助手ならではの特権でしょう。
受付や予約管理、患者の誘導、電話応対、会計、清掃のほか、診療報酬明細書(レセプト)の作成など、専門的な業務も行います。
常に患者と直接コミュニケーションをとりながらの仕事なので、お礼やねぎらいの言葉に「やりがい」を感じることもあるでしょう。
「歯」は、人々の健康につながる大事な体の一部です。
それに関わる歯科助手は、社会的にも意義のある仕事だといえます。
歯科助手の一日のスケジュール
歯科クリニックの診療時間は、多くの場合10~19時までです。うちは少し長いですが笑
では、歯科助手はどのようなスケジュールで一日を過ごすのでしょうか?
09:30 |
出勤(着替え、予約の確認、照明や機器に電源を入れる、清掃 など |
10:00~13:00 |
午前の診療(受付、カルテ作成、診療の補助、会計、予約対応 など) |
13:30~ |
休憩 |
15:00~19:00 |
午後の診療 |
19:00 |
後片付け・明日の準備(器具の洗浄・滅菌、清掃 など) |
19:30 |
退勤 |
予約が多かったり、月初めや月末のレセプト作成があったりする場合は、残業が発生します。
クリニックによっては診療時間が数時間長くなることもあり、その分一日の業務が増え、退勤時間が遅くなる点を理解しておきましょうね
歯科衛生士との違い
歯科助手の同業種に、歯科衛生士という職業があります。
名称が似ているだけに、どのような違いがあるのか気になりますよね。
歯科助手と歯科衛生士の大きな違いは、国家資格を取得する必要があるかないかという点です。
歯科助手は国家資格を必要としませんが、歯科衛生士は大学や専門学校を卒業し、歯科衛生士の国家試験に合格しなければなりません。
仕事の内容も歯科衛生士の場合、かなり専門的になってきます。
例えば、虫歯や歯周病の予防を目的とした薬物の塗布や、歯石・歯垢の除去がおこなえることなどです
また、歯科医師の指示のもとで歯科治療の一部を担当したり、歯磨きの指導にも携わることができます。
活躍の場も歯科医院だけでなく、保育所や学校、介護施設、一般企業など広範囲におよびます。
このように歯科衛生士には高い専門知識と技術が求められるため、歯科助手とは違って公的な資格が必要となってくるのです!
とはいえ、歯科助手が専門知識を習得しなくていいというわけではありません。
歯科医師の介助をおこなう仕事である以上、仕事の理解を深める前向きな姿勢が必要であることには大きな違いはないといえるでしょう。
歯科助手になるには
歯科助手になるには、資格は必要ありません。
資格がなくても歯科助手になることができます。
求人募集をしている歯科医院に応募し、うまく採用されれば歯科助手として働くことができます。
ですが、歯科助手は人気が高い職種なので、行きたい歯科医院に応募者が複数いた場合、全く知識がない状態では就職は不利かもしれませんね
求人を出す側も、知識や経験がない人を雇うより、専門知識や仕事の流れを理解している人を優先するのではないでしょうか。
まずは歯科助手の知識や仕事の理解を深めるために、認定資格の取得をおすすめします
歯科助手には公的な資格はありませんが、民間の認定資格がいくつかあるのです。
種類としては、「歯科助手資格」、「歯科助手技能認定」、「歯科医療事務管理士」などがあります。
民間の認定とはいえ、資格は即戦力の証明。
歯科助手になるには有利な武器となるでしょう。
和光市 歯医者 和光市駅TaCファミリー歯科では、歯科助手さんを若干名募集しています
是非連絡いただければ、幸いです