2023.05.23

クリーニングとホワイトニングの違いとは?

みなさんこんにちわ、院長の大槻です。私も最近オフィスホワイトニングして、歯をピカピカにしました!さて

歯科医院で行うクリーニングとホワイトニング。
どちらも聞いたことがあると思いますが、この2つの違いを正しく理解していらっしゃいますか?

クリーニングは予防ケア

毎日どんなしっかりと歯磨きをしていても、すべてのプラーク(歯垢)を完全に落とし切ることが不可能です。
クリーニングは、取り切ることができないプラークや、プラークが固まってできた歯石を、スケーラーなどの歯科医院専用の機器を使って、しっかり落とすためのものです。
プラークや歯石は、むし歯や歯周病の原因菌の棲み家となり、口臭の原因にもなりますので、定期的にクリーニングを行うことが予防につながります。
これを「プラーク・コントロール」と呼びます。

また、歯をきれいに磨きますので、着色汚れも取れますし、歯の表面がツルツルになるのでプラークが付着しにくくなります
このように、クリーニングは予防ケアで重要な要素です。

ホワイトニングは内部の着色汚れまで落とす

ホワイトニングは、クリーニングのように歯の表面を磨いたり汚れを削ったりするのではなく、薬剤によって漂白して歯を白くするものです。
薬剤には「過酸化水素」が含まれていますが、これは衣類の漂白に用いられる漂白剤にも含まれています。
歯を白く着色するのではなく、漂白して歯が本来もつ白さを取り戻すため、自然で美しい白さに仕上がります。

ホワイトニングは、歯の表面についた着色汚れだけではなく、歯の内部に浸透した着色まで漂白することが可能です。
そのため、歯のエナメル質の内部に浸透してしまった、加齢による黄ばみ、タバコのヤニなど、クリーニングでは落とすことのできない着色汚れまで落とすことができます。

併用するとより美しいお口へ

クリーニングとホワイトニングは、仕組みも目的も違います。
クリーニングは予防ケア、ホワイトニングは審美治療の一環です。

ですが、クリーニングで歯や歯ぐきの汚れをしっかり落としてから、ホワイトニングで歯の着色汚れを内部から落としてより白くすることで、むし歯や歯周病、口臭リスクを減らしてお口の中を清潔な状態にして、見た目にも健康的なお口を手に入れることができます。

健康で白い歯を手に入れましょう

クリーニングは、予防ケアとしてとても大切なことですので、どなたにも定期的に行っていただきたいものです。
ホワイトニングは審美治療になりますが、白い歯はほかの人にも清潔感を与える大切な要素となります。
最近は、お口の健康に対する意識の高まりにより、どちらも行うという方も増えてきています。
ホワイトニングにも興味のある方は、お気軽に当院までご相談ください。

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